皆さん拝んでますか?保線DJ土屋です。
ついにトミーテックさんのジオコレ第4弾『神社』を作成しました!
こちらは鉄道ナイト4にて初お披露目となりましたが、今回はその暗黒漂う神社の制作過程を紹介しようと思います。
ちなみに製品自体に暗黒は漂ってないぞ!
まずは拝殿を組み立てるわけですが、これがもう大変。
説明書見ても理解出来ない自分にイライラします。ここはタバコでも吸って気分を落ち着かせる事が大事。
なんとか組み立てて着色。黒をシンナーで薄めて汚し塗装をします。あんま筆で塗りたくると地の部分が剥げるかもしれないので注意。
んで建物自体はこれ以外は使用しません。
次は土台。使用しない建物部分は裏にプラ板を貼り、上からパテ盛りをして穴を塞ぎます。
ここからパテで小細工を開始するわけですが、久しぶりのシンナーの臭いで食欲が減衰。造形ダイエットと名付けました。
地面の土部分と石畳部分にシンナーで溶いたパテを筆で塗ります。ゴテゴテ感を出すためですね。これにより無駄にリアルになります。
センターに穴が空いてますがタバコを落としたわけではありません。この穴は目からビームでも出して空けてください。
地面は下地で茶系統で着色しといてください。オレが喜びます。
暗黒龍の造形物を穴に差し込み、エポキシパテを周りに盛ります。この龍はウルトラ怪獣のソフビで手頃な物があったので使用しました。
エポキシパテの硬化する緊張感とネバネバする不快感に興奮しながらネジネジさせます。これは暗黒さに拍車がかかる為の造形です。突起してる部分は乾燥させる際に垂れる危険があるので、鉛筆等で支えを入れておくと良いでしょう。
エポキシパテ、言いにくいです。
全てが固まったら着色開始です。いいですね、シンナー。
灯籠や狛犬を設置し、拝殿部分に濃いめのグレーを入れます。あとは全体的に汚し塗装。
ここで調子にのって塗ると下地が剥げるので注意。何事もほどほどが大事です。
暗黒龍はもちろん黒で。この時点でツヤとかは気にしないで大丈夫です。
最終的に木々を配置したいので、木の根元を接着しておきます。自分の愛する木を設置すれば良いと思います。
地面に木工ボンドを塗り、パウダーを隙間なくかけます。もちろんトミックス製品です。かけるのが意外と楽しいです。でもこぼすと大変ですのでくしゃみには注意。あと木のスタンドの穴にパウダーが入らないよう注意。
それが終わったら龍の足下に太めにボンドを撒きます。あとで加工するので半乾きになるまで放置します。
龍本体にもだらだらとボンドをかけます。イメージは生まれたての子犬です。大きくなれよ!
足下のボンドが半乾きになったら塗料の黒を入れ爪楊枝でつんつんします。
そしてハイライトを入れる為、次は白を入れてつんつんします。泡立てる感じになればオッケー。
これも地味に汚しを入れてます。汚れるのが好きなんです。
あとは人気絶大の巫女さんを配置します。もちろんトミックス製品です。
もっと大勢配置したかったんですが、オレの行った店舗で在庫切れだったので二組だけ配置しました。
仕上げ段階になるので建物も配置してしまいましょう。
最後に木を立てて完成でござる。
入り口階段脇に木からむしったもさもさを接着し、よりリアルになるよう細工してあります。
写真は木を立てる前に、つや消しクリアスプレーを丸一日かけて吹いてあります。朝昼晩です。
つやを消すと何でも上手に見えて便利ですね!色んな物のつやを消したくなりました!
龍以外に視点をあてた図。
龍に視点をあてた図。
という制作過程でございました。
終わってみて思うに、不器用なのは自覚してたけどもここまで手が動かないとは思わんかった。
でも完成が近づくと楽しくなる不思議。盆栽いじるのと同じような感覚なのだろうか。
工具等が一切無かったので全部まとめ買い。結構な予算でございました。
お次は『寺』か?
*『暗黒神社』はトミーテックさんとは無関係ですので問い合わせ等はしないでください
暗黒神社には、巫女さんよりもダースベイダーのほうがお似合いかと。
http://www.yoshitoku.co.jp/starwars.html
でも、朝青・・・もとい暗黒龍とは相性悪いか。